リハスタでドラムレコーディング! 森谷ドラムスクール 公開レコーディングセミナー 録音システムやマイクの紹介

YouTubeで人気のドラム講師 森谷亮太先生の森谷ドラムスクールで行われた公開レコーディングセミナー。京都と東京の2箇所で行われましたが、どんなマイク・機材を使っていたのかという質問をいくつか頂きましたので、セミナーで使用したマイクや機材について紹介しています

次なるイベントを見逃さないために、森谷亮太先生のtwitterをフォローしておきましょう(^o^)

森谷ドラムスクール 公開レコーディングセミナーとは

森谷亮太先生の教則本「動画でドラムひとり遊び! ドラマーが夢中で叩きたくなる人気曲レシピ【改訂版】」の発売を記念して行われたイベントで、教則本に新規収録された3つの楽曲の公開レコーディングが行われました。

チケットはSOLD OUTとなり大反響。たくさんの方にご来場いただきました。

ドラムレコーディングに携わるプロフェッショナルの技といろいろな人に見てもらいたいという主旨で、僕がレコーディングさせていただいたほか、チューニング等のプロフェッショナルであるドラムテックさんが参加。プロがチューニングしたドラムを収録しました。


京都編 ドラムテック:清水 規夫さん(https://twitter.com/drumshop_apollo)


東京編 ドラムテック:和田元気さん(https://twitter.com/fineopener)


ドラムに興味がある人はかなり面白く、ためになるイベントなのではないかと思います。次回があるのか、いつやるのかは全くの未定だと思いますが(苦笑)、興味がある人はぜひ先生のtwitterをフォローしておきましょう(*^^*)

レコーディングシステムのコンセプト

ドラムレコーディングでは林のようにマイクを立てて高額のマイクとマイクプリアンプ(マイクを接続する機械)を多用するイメージがあるかもしれませんが、セミナーにおいては参加者の皆さんが頑張れば実現できそうなシステムというコンセプトで機材を用意しました

パソコンにレコーディングするシステムで、マイクの音声はオーディオインターフェースという機器を経由してパソコンに入力されます。8本のマイクが接続できるオーディオインターフェースとしてTASCAM US-20×20を採用しました。3台写っていますが、一番下の1台しか使っていません。

録音ソフト(DAW)はProToolsというソフトを使用しました。

オーディオインターフェース

ご自身で購入される場合、DAWソフトとオーディオインターフェースを用意することになります。

オーディオインターフェースについては、ドラムレコーディングをターゲットとする場合、マイク入力が4本以上のものが良いでしょう。24入力など大規模システムが構築できるモデルもありますが、入力が4〜8の機種が扱いやすいと思います。先述のTASCAM US-20×20の他にも様々な機種があります。

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ソフトウェア

ソフトウェアについては、ドラムレコーディングをされるだけでしたら無料で使えるGarageBandから始めるのが良いと思います

https://www.apple.com/jp/mac/garageband/

ヘッドホン

当日使用していた機種は以下の2機種です。レコーディングに使用するヘッドホンは、密閉型というタイプを選ぶ必要がありますのでご注意ください。密閉型の他に開放型(オープン型)があり、開放型は音が漏れるため同室でのレコーディングには適していません。

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NEUMANN NDH 20については以下にレビューもしていますので、ご覧ください。

使用したマイクについて

京都編

京都編では以下のようなマイクを使用しました。

東京編

京都編では以下のようなマイクを使用しました。

マイク選定について

現実的な機材といいつつもそこそこ高価なマイクを使ってしまって申し訳なかったなと思っているのですが(汗)、選定におけるポイントをお伝えしておきます。

これから購入する場合、すべて良いマイクで揃えるとかなり高価になってしまいます。まずはドラム用マイクセットを購入して、徐々に良いマイクに差し替えていくのが良いと思います。もしくは、リハーサルスタジオで借りて使うのが良いでしょう。

ボーカル用マイクがスネアに使える

スネアとハイハットに使用しているe 945/e 935/MD 445/MD 435はボーカル用ダイナミックマイクとされています。ボーカルとスネアの音は求めることに共通点が多いため、比較的相性が良いです。

また、ハイハットの音に対しても有効で、ハーフオープンが多い場合はコンデンサーマイクで録音するとうるさくなる場合が多く、ボーカル用ダイナミックマイクでハイハットを録ると良い感じに落ち着いて録音できます。ボーカル用マイクはリハスタでもレンタルされていることが多いので、試してみてください。

バスドラム用マイク

使用したマイクは絶版品ですが、バスドラム専用のダイナミックマイクです。スネアと異なりバスドラムはバスドラム用マイクで録音する方が良い結果が得られやすいです。TG D70dの他でバスドラムによく使用するのはAKG D112, audio technica ATM25, SENNHEISER MD 441等です。

また、マイクと同じくらいスタンドが重要で、バスドラムの中にどれだけ突っ込めるかで録れる音が大きく変わります。低いマイクスタンドを入手しておくと良いでしょう。

フロアタム用マイク

TASCAM TM-50DBという絶版マイクを使用していますが、このマイクが良いというよりも、バスドラム用マイクだからという理由で使用しています。フロアタムというのは低域が重要であるため、バスドラム用のマイクの相性が非常に良いです。安くても良いのでバスドラム用のダイナミックマイクを使うと良い結果が得られるでしょう。

タム用マイク

タム用にはクリップマイクを採用しました。クリップマイクはマイクスタンドが不要であるため、マイクスタンドの本数に制約がある場合、撮影を同時に行う場合などによく使用します。チューニングが良い場合はトップのマイクでもタムの音がよく録れますので、タムの低音を録る目的で設置すると良いでしょう。高域よりも低域、パンチが重要なのでダイナミックマイクが適しています。マイクを買う優先順位としては一番低いと考えて良いでしょう。

トップ用マイク

トップのマイクの立て方は様々ですが、セミナーで行った立て方はX-Y方式と呼ばれる立て方で、ドラムの音が左右に分離せず、聞いている音に近い音が録音できます。(逆説的にはよく聞くドラムの音は生音とはだいぶ違う音なのです)

今回はX-Y方式という立て方が可能なスティックタイプのコンデンサーマイク(スモールダイヤフラムタイプ)であるAKG C480Bを使いました。トップのマイクの立て方、選定はかなりエンジニアの好みが出るところです。スティックタイプでX-Y、頭上50cmというのは僕の定番なのですが、ドラマーが聞いている音に近い音になるので、叩いてみたには向いている立て方だと思います。

なお、トップのマイクの後ろにあるものはリフレクションフィルターと呼ばれるもので、余計な音がマイクに入るのを防ぐためのグッズです。リハスタ等の狭い部屋で録音する場合には効果てきめんですので、ぜひ試してみてください。


上記の機器で録音した生ドラムの音作りについて以下の記事で紹介しています。ぜひご覧になってみてください。

機材相談、オンラインレッスン、出張ドラムレコーディング等、なんでもご相談ください(*^^*)

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