Kensington Expert Mouse Wired Trackball ProToolsエンジニア御用達!音楽制作に最適なトラックボール

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音楽制作においては鍵盤や楽器よりマウスを触っている時間の方が多い、、、これは多くの人にとって事実でしょう。特に生演奏の比率が減った近年は「マウスで曲を作る」と言われるまでになりました。

つまり入力デバイスの良し悪しで作業効率やひいては作品のクオリティまで変わってくるのです。

今回は僕が20年来愛用しているKensingtonのトラックボールを紹介します。すべての音楽クリエイターにオススメしたいほど大好きなツール、そして必要不可欠のツールです。

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スタジオでよく見るあのトラックボール Kensington Expert Mouse Wired Trackballレビュー 机が狭いDTMerに最適!

レンタル可否

不可

最大の利点は「場所を取らない」こと

トラックボール最大の利点は場所を取らないことです。

マウスの場合はポインタ・カーソルを移動させるのにマウス自体を移動させる必要があります。マウスの移動限界まで来たらマウスを浮かせて戻し、もう一度。つまりマウスで作業効率を高めるにはマウスが自由に動き回れる広いスペースと平面を確保する必要があります

しかし、音楽制作をするクリエイターの机上はスペースが取れないことも多いでしょう。鍵盤、楽譜、メモ、飲み物。様々なツールが机上に並びます。このような環境下でマウスのスペースを確保するのはなかなか難しいものです。

トラックボールの場合はトラックボールを置く場所だけ確保すればOK。トラックボールの場合平面かどうかも問われませんし、置く場所の色も問われません。斜めの場所でも使えます。ボールを動かすことで移動指示を出すため、移動限界が存在しないのです。狭い机上でも設置でき、かつマウスより高速で正確な移動ができる。これがトラックボールです。

机上が狭くても問題なし!(CPRスタジオにて)

買うならボールが大きいものを

トラックボールはkensington以外でもリリースされており、ボールのサイズが小さい親指操作タイプも存在します。

が!

もし買うのであれば圧倒的にボールが大きいものをお勧めします。理由は、細かい作業をする時は操作子(ここではボール)の大きさが作業効率に影響するためです。

ボールが小さいものは親指操作型なのですが、僕の場合は親指1本で細かい操作を行うのは困難でした。対してボールの大きいトラックボールは親指でも、指一本でも、指三本でも、好きな方法で操作することができます。特に指を2本以上使うと安定性が出るため細かい作業でもミスが少なくなります。

ボールの大きいトラックボールは操作する指の本数に自由度がある

付属ソフトでさらに便利に

Kensingtonの場合はボタンの割当などを変更する専用ソフト”KensingtonWorks”を配布していますので、ぜひ使いましょう。

と、紹介しておいてアレですが、僕はKensingtonWorksのひとつ前のソフト、TrackballWorksを使用しています。このソフトはKensingtonのWeb上での配布がすでに終了していますので、第三者が配布しているものをダウンロードするしかありません。

※対応OSも古く、KensingtonではKensingtonWorksの使用が推奨されているようです。自己責任にてお願い致します。

スタジオ写真でトラックボール

最後にこれまでに訪れたレコーディングスタジオでトラックボールが使われていたという写真を並べてみます。見ているだけで欲しくなりますのでご注意ください。笑

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ドラマー村石雅行さんのスタジオにて。スリムタイプです。
六本木のどこかのプロジェクトスタジオ。
佐野康夫さんのドラムレコーディングドキュメンタリーを撮影したスタジオ。
高崎のTAGO STUDIO。
ON AIR 大久保スタジオ。
昔入り浸っていた赤羽のスタジオ。
おそらく河口湖スタジオ。昔はPS/2接続のトラックボールでした。

さぁいかがでしょう。置く場所を選ばない。速い。I love trackball!

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