AUTO GAUGE 油圧計・油温計故障 センサー交換&オイル交換他 TAKUMIオイル

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格安で嬉しいAUTO GAUGE(オートゲージ)のメーターシリーズ。欠点はセンサーの寿命が短いこと。油温計が接触不良に、油圧計はやたらと低く表示するようになったので、センサー故障と診断し交換しました。

症状

油圧計

AUTO GAUGEの油圧計センサーでよく出る症状は接触不要メーター取り付けから約3年で2回交換していますので、概ね1年に1回は断線する計算です。どうやら振動に弱いようで、買った直後、取り付け時にセンサーを落としてしまった時は最初から接触不良になりましたw。

今回は接触不良ではないものの、油圧がやたらと低く表示されるようになりました。冷えている時でもご覧のように3kg以下の表示です。オイルが温まってくるとアイドリング時は0.5kg以下、低い時は0kgで振り切ってしまいます。高回転時でもやっと4.0kgくらいです。

正常時は冷間時アイドリングで2kg程度、温まると高回転時は6kg程度の表示が正常です。

もちろんエンジンの故障も疑われますが、アイドリング油圧0kgが本当なら完全にエンジン壊れていますので動かないでしょう(笑)。ということでセンサー故障と判断しました。

油圧がどう考えても低い

油温計

油温計の症状は完全に接触不良で、メーターの針が飛ぶように動きます

原因として考えられるのは、先日ミッション交換時にセンサー周りを触ったので、その時に配線が切れたのだと思います。AUTO GAUGEのセンサーはそのくらい弱い(断線しやすい)です。

ちなみに油温計のセンサーが接触不良を起こしたのは初めてです。

交換用センサー

交換用センサーはAmazonで購入が可能です。

油圧計センサー

注意点は、商品名にもあるように使えるシリーズが限られています。また、複数の業者から販売されていますのでよく吟味してください。筆者が購入したものは以下の一番上で紹介しているセンサー(商品名に9BOP000とついているもの)です。
※この2つはおそらく同じものです

注意すべきは似たようなセンサーが販売されていることです。以下のセンサーは一度購入しましたが、使えませんでした。端子も異なるので取り付けに加工も必要です。

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今回使用したセンサーの仕様は明かされていませんが、本体の表記を見ると抵抗値は240〜33Ωとなっています。ちなみに新しく購入した方のセンサーが右ですが、端子のワッシャーが錆びてました(苦笑)。おそらく倉庫保管期間が長いのでしょう。

左:古いもの 右:新品

油温計センサー

油温計センサーもAmazonで購入が可能ですが、2種類あります。最初に申し上げますが、筆者は間違えて購入しました、、、orz

メーターのシリーズによって使用しているステッピングモーターが異なるようで、それぞれに対応したセンサーになっているようです。センサー部の刻印が2種類(APD/JPN)あり、見分けることができます。

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以下のサイトで詳しく紹介されていますので、ご自身のメーターに合わせたものを購入するよう注意してください。

センサー交換とオイル交換

交換は簡単でセンサーを交換するだけですが、センサーの取り付け位置によりオイルを抜く必要があるかどうかが変わります。筆者の場合はオイルフィルターは純正位置、つまり下向きなので、オイルを抜かないとセンサー交換ができません。

オイルフィルターの位置を変更し上向きなどになっている場合(停止時にオイルが来ない状態)であれば、オイルを抜かずに交換できると思います。

ということでまずはオイルを抜きます。4ヶ月経ってしまったのでなかなか黒い、、、(^_^;)

オイルを抜く

尚、今回から?オイル処理ボックスをダンボール箱が無いものに替えてみました。ゴミも少なくなりますし、安いのでお勧めです。

オイルパン付近の漏れは継続。見回してみるとオイルポンプ付近の漏れに見えるので、おそらくオイルポンプのパッキンが劣化しているのでしょう。オイルの量を日頃観察していると、目に見えて減るほどの漏れはなさそうです。エンジン載せ替える時に対処しようと思っています。

ちなみにタイミングベルトを交換する時に直そうとしましたが、断念しました(^_^;)

オイルポンプの漏れ

オイルを抜いたらオイルフィルターも取り外し、センサーをブロックから抜きます。

どちらのセンサーもスパナが必要で、油圧計は19mm、油温計は14mmです。

油圧計センサー

油圧計センサーを新品に交換しますが、新品のワッシャーが先述の通り錆びてましたので、使用していたセンサーから移植しました。

ワッシャーにサビ

取り付け時はシールテープまたはシールパッキンで漏れ止めを行います。これをやらないと確実に漏れます。この写真は少し巻きすぎかもしれませんw

シールテープを一巻き
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続いて油温計センサー。外してみたところ、写真のように付け根部分でワイヤーが折れていました。本来は白と黒、2本のワイヤーが生えています。修理は難しそうです。

ワイヤーが断線

油温計もシールテープで漏れ止めをします。

シールテープで漏れ止め

センサーを取り付けたらオイルフィルターを取り付け、オイルを注入します。最近はTAKUMIのオイルが気に入って使っています。エンジンの回転がズムーズで、音が静かです。高額オイルと同じような効果がありつつも価格が抑えられているところが良いです。

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オイルを入れたらエンジンをかけて様子見。見事動きましたが、ご覧の通り油温がおかしいです。

油圧計は正常値に戻っているので5.3kg程度。オイルを抜きやすくするために少し温めていたのでこのくらいでしょう。しかし油温が高すぎる?気がします。このアイドリング油圧なら油温は50度、高くても60度程度でしょう。

油温が高い

走行してみると全体的に50〜60度前後高く表示されている印象です。この感じはセンサーの抵抗値が違うなと気づきまして、調べてみたところ冒頭のようにセンサーが2種類あったというオチです(^_^;)。

次の日にエンジンが冷えてから見てみるとご覧の通り。すでに55度あります(笑)。

油温が高い

対策は色々考えましたが、抵抗値を下げるしか無いので、センサー端子部に並列で抵抗を取り付けるしか無いでしょう。しかしセンサー側の抵抗値を計測した上で適切な抵抗をつけないといけないので、かなり難易度が高いと思われます。諦めて次回オイル交換時に正しいセンサーに交換することにします。

ついでに取り付けたばかりの車高調のチェック。ストラットのボルトがなぜか短いのが気になっていたので、新品に交換しました。

また、スタビリンクも交換したのですが、写真のように取付部の六角穴にすでにサビが。

スタビリンク取付部にサビ

この穴が錆びるということはつまりスタビリンクのボルトが回せなくなるということです。SW20オーナーならこの車のスタビリンクの面倒くささはご存知でしょう(苦笑)。サビ落とし剤でサビを落として、錆止めのために黒のタッチペンで塗装しておきました。

ということで洗車して完了!

次回もセンサー交換ということです(笑)。

SW20 MR2

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