ウォッシャー液が出ない/油圧低下 SW20 TAKUMI オイル交換〜ブレーキパッド点検〜ウォッシャーポンプ点検
忙しくてオイル交換できていなかったので、オイル交換。ブレーキパッドもかれこれ2年、しかも中古で買ってから換えていないのでそろそろだろうと思って点検しました。
ついでに最近気になっていた油圧の低下とウォッシャー液が出なくなった原因を探るためウォッシャーポンプをバラしてみました。
目次
ブレーキパッド点検 恐ろしく保ちの良いフロントブレーキパッド
まずはタイヤを外してパッドの残り溝を確認。
んん~まだまだある??
いやしかし、中古で買ったのが3年前。その後リヤは交換、フロントは溝があったので交換せず。サーキットは2回だけとはいっても、3年も持つんですかねブレーキパッド(笑)。いくら一般車と比べてリヤヘビーなSW20と言ってもさすがに3年超はすごい気がするんですが。
もしかして見えないだけで中はヤバい?と思って念の為キャリパーを外して点検してみます。
キャリパーはキャリパー(ディスクブレーキシリンダーASSY)裏のボルト(T=900kg/cm)を外すと上に開きます。この状態でハマっているだけなので外せば外れます。
溝、あるなぁ。
まぁあるならそれはそれで良いので、このまま戻します(笑)。そうか、そんなに持つのかブレーキパッド。
ちなみにDixcelのパッドをすでに買ってあります。3年前に買いました(笑)。
パッドは問題なかったのですが、ピストンのブーツに破れを発見。
これはいずれ交換でしょうね。そろそろオーバーホールしたいと思っていましたので、その時に。
オイル交換 今回からTAKUMIに戻しました
今回はTKAUMIに戻しました。化学合成油5W-40 SP/CFです。
というのも、最近はケチってCastrolを入れていたのですが、ここのところ油圧がだんだん落ちてきたような気がしていたので、TAKUMIに戻すことにしました。
最近入れていたのは以下のCastrol EDGE RS 10W-50。ご覧の通りTAKUMIの方が粘度は低いのですが、どうもCastrolに変えてから油圧が下がったような気がしたので、念の為。ちなみにCastrol EDGE RSもフィーリングは悪くないです。全合成油となっていますが、厳密には違うという噂がつきまとうオイルですが、コスパは良いです。TAKUMIよりは粘りがない感じでフィーリングはスムーズです。劣化が早い印象はあります。
ということで右リヤタイヤを外してジャッキアップ。
SW20はオイルフィルターを換える場合はタイヤ外したほうが楽です。アンダーカバーを外す必要があるため、タイヤがあるとかなり手こずります。
ちなみにオイルフィルターもAmazonで買えます。色々な種類がありますし、高額なものもありますがオイルフィルターは純正で良いのではないかと思っています。
純正品番:90915-10003
オイルはそこそこ汚れてました。まぁこんなもんでしょう。
油圧計センサー点検 油圧不足問題
最近どうも油圧が落ちるようになってきてしまいました。油温80℃高圧時でも4barくらい、アイドリング750rpmで0.5barを切ります。以前は高圧時は6barくらい行った気がしますし、そもそもいくらアイドリングで古いオイルと言えど0.5bar以下は落ち過ぎだろうと。ほぼ油圧がかかっていないのでさすがにどこか調子が悪くなるだろうし、純正機器類でもリアクションが出るような気がします。
ということで、油圧計のセンサー不具合を疑っています。
油圧計はAUTO GAUGE。安いんです(笑)。
安いんですが、油圧計のセンサーがよく壊れると有名で、現在のセンサーは3つ目。不具合は決まって接触不良の症状を出します。針が踊りだしたら壊れてます。1年にひとつくらいセンサーが壊れる感じ(笑)。
ちなみに油圧計以外は全く壊れません。現在全く同じモデルは販売終了していますが、デザインが違うだけで現行品もほぼ同じですね。Defiの10分の1は安いでしょう(笑)。
油圧計センサーはこちら。
ちなみに互換性のある類似品はこちら。でもコレはダメです、さらに壊れるのが早いです。安いからと言って早まってはダメです。
ということで、オイル交換のついでに油圧計をチェックしてみました。
何かゴミでも詰まるとか、物理的問題で油圧が下がることもあるのではないかなと思ったのです。
結果、中に古いオイルが溜まっているようでした。ま、当たり前ですけどw
一応パーツクリーナーで穴の中を吹いたらかなり古そうなオイルが出てきました。効果があるかは謎ですが、掃除にはなったと思います。
結果的には特に症状は改善せず。
TAKUMIにしたこともあり?やや油圧は改善し、高圧時は5barくらいまで上がるようになりました。が、まだ全体的には低い気がします。
買ったときからですが、オイルポンプからうっすらオイルが滲んでいるので、もしかしたらオイルポンプ、オイルラインに問題がある可能性もあります。また、センサーにやっぱり問題がある可能性もあります。このセンサーはよく保っている方で1年半くらいは使っているので、次のオイル交換でセンサーも換えてみようと思います。
ウォッシャー液が出ない問題 ポンプ終了のお知らせ
続いてウォッシャー液。
気がついたら出なくなりました。よく観察すると全くポンプの音がしていないので、ポンプ周りの電気系統かポンプが原因だと推測しました。
ヒューズってあるのかなと思ったらウォッシャーポンプ(パーツ名ではウォッシャーモーター)のヒューズなど無いようです。ということで、まずはポンプ自体の動作点検をすることにしました。
SW20のウォッシャーモーターは右フロント、バンパーの内側にあります。バンパー右下のアンダーカバーを外せばアクセス可能です。
モーターなウォッシャー液のタンクにはめ込まれているのですが、カプラーを外そうとしたら、、、、取れましたw
カプラーは外れなかったんですが、モーターが端子部と本体で分離しましたwww
いやいやいやいや!
そこって取れたらダメなところですよね?笑
これはモーターがダメになっている可能性が濃厚です。ということでモーターを見てみると、、、
これでもか!っていうくらいサビてました(;・∀・)
どうやら水が入ってしまって錆びて膨張したようで、モーターのケースも割れています。ま、これは交換ですねwww
85310 ウインドシールド ウォッシャ モータ & ポンプASSY
純正品番:85310-20210
85330A ウインドシールド ウォッシャ ジャー ブッシュ
純正品番:90099-32089
ということで、パーツが来たら直しま〜す
ミキシングを中心にレコーディングからマスタリングまで手がけるマルチクリエイター。一般社団法人日本歌ってみたMIX師協会代表理事、合同会社SoundWorksK Marketing代表社員。2021年よりYouTubeチャンネル「SoundWorksKミキシング講座」を展開中。過去には音響機器メーカーTASCAM、音楽SNSサービスnanaのマーケティングに従事。