Studio SUMILEOシステム紹介とワイヤリングチャート

普段業務にて使用している自宅スタジオ「Studio SUMILEO」のシステム(オーディオハードウェア編)をご紹介します。

主にミキシング及びマスタリング作業を行うためのスタジオとなっており、録音回線は補助的に稼働します。基本的にはお客様にご来訪いただくことを想定しておりません。

また、ライブレコーディング時は一部のシステムを切り離して持ち出すことが可能になっています。業務が多岐に渡っているため機材保有を極力減らしており、機材をSESさんなどからレンタルしてくるとこがよくあります。

すべての機材を記載すると煩雑になるため、当ページではミキシング作業において常時稼働する機材のみ記述しています。

Studio SUMILEO

ワイヤリングチャート

基幹システム

TASCAM DA-3000

メインDAC(Digital to Analog Converter)及びワードクロックマスター、加えてマスターレコーダーとして使用している当スタジオの心臓部です。デュアルモノDAC回路やEIコアトランス電源など高品位なオーディオ回路を搭載し、質の高いDA Conversion、高い解像度と再現性のあるモニターサウンドを実現しています。また、TCXO搭載であるためクロックマスターとして使用しています。

RME Digiface USBからOptical出力された信号をFOSTEX COP-1(Optical to Coaxial Converter)でCoaxial変換しDA-3000に送っています。

マスタリングにおいてアウトボードを使用する場合などはADCとして使用することもあります。

上段がDA-3000
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MACKIE BIG KNOB(117V)

入出力ともに多系統に対応した数少ないモニターコントローラー。市販のモニターコントローラーはスピーカー出力が少ない事が多いので、こちらの初代BIG KNOBに行き着きました。3系統の入力と3系統のスピーカー出力、マスター出力を使用しています。

そのままでは音が良くないので改造を施している他、トランスで昇圧した117V電源を供給し高音質化を図っています。

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VU Meter

自作ドライブボードで駆動するVUメーターです。BIG KNOBマスター出力を接続しているため、DAW出力だけでなくCDプレーヤー出力も表示可能です。

VU MeterとMACKIE BIG KNOB

RME Digiface USB

USB接続のオーディオインターフェース。ADAT IN/OUT4系統とヘッドホン出力のみ、マイクプリアンプやADC/DACは非搭載という男らしい仕様です。当スタジオではADC/DACが別にあるので、必要な仕様に見事合致しました。

ADAT IN/OUT 1-3はTASCAM US-20×20と接続し、ADAT IN/OUT 4はS/P DIF Opticalに切り替えてDA-3000との接続に使用しています。

シンプルな製品ですがRME製品であるため、RMEのソフトウェアであるTotal MixとDigicheckは使用可能です。

RME Digiface USB
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TASCAM US-20×20

8chのUltra-HDDAマイクプリアンプを搭載したオーディオインターフェース。ただしオーディオインターフェース機能は使用せず、モード切り替えによって8chマイクプリまたは8ch DACとして使用しています。RME Digiface USBとADATで接続しています。

マイクプリの音質は透明感があり脚色の無い使いやすい音です。DSPミキサーも内蔵するため、録音時にミキサーで音を調整してDAW(RME)に送ることもあります。

3台あり、US-20×20-AはDACとして、US-20×20-BはHA/ADCとして使用することが多いです。US-20×20-AをDACとした場合はDA-3000と比較試聴が可能であり、バックアップ回線としても機能します。

モニタースピーカー(モニターシステム)

FOCAL CMS50

メインモニターはFOCAL CMS50です。とにかく位相がよく、音量の大小に関わらず同じバランスの音が鳴るのでミキシング作業の高速化に役立っています。

スピーカースタンドはQUICK LOK BS542(重量化改造)、インシュレーターにAudio Technica AT6099を使用しています。

背面セッティング
・High Pass Filter: 45Hz
・LF(450Hz) Shelving: +2
・Desktop Notch: -2
・HF(4.5kHz) Shelving: +2

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TASCAM VL-S3BT

2WAYバスレフのスモールモニタースピーカー。小型ながらバランスがよく誇張しない音。故にこのスピーカーで綺麗に鳴らない時は音作りに問題があります。当然サイズの問題で低音はあまり出ませんので、100Hz以下の確認には向きません。CMS50と切り替えながら使うことで高い作業効率に貢献します。

左側スピーカーにアンプを内蔵しており、左スピーカーにRCAで入力します。また、apt-X Bluetooth接続にも対応し、スマホ音源を直接再生することができます。

ツイーターの指向性が強いため角度が重要なスピーカーで、かなり上向きにして使っています。スタンドは適したものが無いためホームセンターで調達したウッドブロックを重量化加工して使用しています。インシュレーターはAudio Technica AT6098です。

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TEAC SR-80i

コンシューマレベルの再生確認機器。市場で数少ないRCA AUX入力を持つiPodスピーカーです。再生能力がモニタースピーカーよりも低いため、歪むかどうかの確認によく使用します。(モニタースピーカーでは歪まないのにコンシューマ機器で歪むことはよくあります)

beyerdynamic DT250/80

当スタジオの機器の中でもトップクラスの歴史を持つ機器。おそらく15年以上使用しています。コードは一度交換しました。

SONY MDR-CD900STと似た傾向ながら高音が落ち着いて圧迫感の無い音であるため長時間の使用が可能。低音もかなりローエンドまでしっかり鳴るので低音確認も使用できます。とにかくバランスがよくチェックに適したモニターヘッドホンです。

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ベイヤーダイナミック
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その他

機材も重要ですが、実はここから下の電源とケーブル周りの重要性も相当高いです。当スタジオの音質を支えているのはこれらのケーブル類かもしれません。

ケーブル類

スタジオ内のケーブルは基本的にKLOTZを使用し、一部SOMMER CABLEを使用。すべて自作です。(持ち運び用は異なります)

半田は和光テクニカまたはKester44を使用しています。

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アイソレーショントランス他電源周り

電源コンセントはPanasonic WN1512Kに換装、次いで医療用アイソレーショントランス OLYMPUS MB-631でクリーン電源化しています。モニタースピーカー他主要機器への電源供給はホスピタルグレード電源ケーブルを使用しています。また、アースを別経路にて接地させています。

TASCAM AV-P250

他の機器類の電源はTASCAM AV-P250にて分配。サージフィルター及びラインノイズフィルターを搭載しており、かなり効きます。

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スタジオの主

最後に、スタジオの名前にもなっているすみれちゃんとれおちゃんをご覧ください。ご覧いただきありがとうございました。

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