ステレオって何? ステレオが向いている楽器とシチュエーション [vol.012 難しさ:やさしい]

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現代の音楽は多くがステレオ。歌ってみた等DAWソフトで録音をしていても、必ずステレオという言葉に遭遇します。そもそもステレオというのは何でしょうか?そしてステレオで録音するべき音とそうでない音があることはご存知でしょうか。この記事では初心者さん向けにステレオを使うべきシチュエーションと考え方を紹介しています。

今回の動画はこちら。

今週の宿題

今週の宿題は、こちら。

お気に入りの音源を聞いて各楽器の位置と幅を紙に書いてみる

僕が「夜に駆ける」を聞いたらこうなりました。汚くてすみません。苦笑

音を聞いて配置を紙に書く

面白いのは曲の展開にあわせてピアノの広がり方が変わるところでしょう。また、スネアの位置が真ん中ではなく左右にあるところが面白いです。

※略称
BD:バスドラム
SN:スネアドラム
HH:ハイハット
Cym:シンバル
pf:ピアノ(ピアノの正式名称はピアノフォルテと言います)
Gt:ギター

自分の曲を改めて聞いて書いてみたものはこちら。

自身の曲ANSWERを聞いて配置を書いてみた

この曲は間奏で各楽器の配置が大きく変わるところがポイントでしょう。

※略称
Acc:アコーディオン

このくらいの汚さで良いので(笑)、音を聞いて位置と幅を紙に書いてみてください。特に「幅」に注意してみてください。ステレオ幅が狭いものはモノラルと考えられます。どの音がステレオで、どの音がモノラルなのか。曲は好きな曲で構いませんが、最近の曲だけでなく、昔の曲を聞いてみると面白いですし、感性の幅も広がります。

この宿題ではステレオ幅に対する感性を養うことができるでしょう。

今週の耳トレの答え

正解はAです!

Aがモノラルです。Bはステレオのピアノ。Cはステレオのシンセサイザー音ですが、ちょっと左寄りです。Dがトラップで、ステレオ化されたディストーションギターでした。左右の音がちょっと違うので広がって聞こえる、つまりはステレオ音源です。

ドラムはステレオに聞こえますが、よく聞くとモノラル化されているので真ん中からしか聞こえません。