MR2 SW20 ドアトリム外し〜ドアハンドル修理 ハンドルが浮いてしまう!

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鍵を回した時にドアハンドルが浮くようになってしまったので修理しました。

症状

写真のように運転席側のドアハンドルが、鍵を回した時に浮くようになってしまいました。

放置すると悪化しそうな予感がしたので、修理してみます。症状を見る限りはドアハンドルを留めているボルトが緩んだのではないかと推測できます。

ドアトリム外し

ドアハンドルは正式には以下のパーツです。

69210 フロントドア アウトサイド ハンドルASSY RH
部品番号は色ごとに異なります。(この車は69210-17040-E0)

ドアハンドルを触るにはドアトリム(内張り)を外す必要があります。まずは内側のハンドル(ドアインサイドハンドル)のパネル(ドアインサイドハンドルベゼル)を外します。ボルトが1本あるので外します。

続いて内装外し等を使ってこじって外します。ハンドル支点上下に嵌合があります。

この辺りの作業には内装外しツールがあると便利です。ドライバーでやる場合は傷がつかないようにビニールテープ等で保護が必要になります。内装外しツールだと傷もつかず、引っ掛かりがあるので外しやすいです。

続いてフロントドアプルハンドルを外します。ネジがありそうで無いです。底面の嵌合のみで着いているので、内装剥がし等で気合で外します。割れやすいので注意が必要です。

プルハンドルが外れたらドアトリム底部のボルト3本を外します。

ドア付け根付近のクリップを外します。そこそこ固く入っているので、ラジオペンチで引っこ抜きました。

写真を取り忘れましたがツイーター(ドア付け根のスピーカー)を外しておいてください。

ここまで来るとあとはクリップでハマっているだけなので、ドア後方の隙間から内装剥がしを突っ込んでクリップの嵌合を外していきます。

下面がバコバコ外れたら、最後はウインドウのところ(上面)で引っかかっているだけなので、ドアトリムを上に引き上げると外れます。ただしワイヤーハーネスが3本いますので、引っ張って切らないように注意が必要です。

ハーネスのカプラーを3箇所外せばドアトリムが外れます。

黒いアルミテープのようなもので蓋をされていますので、剥がしていくと内部のドアハンドルやウインドウレギュレーターが見えてきます。

ドアハンドルの固定

ドアハンドルを見てみたところ、見事ボルトがいなくなっていました。

捜索してみたところ、ドアの下の方の隙間で発見(笑)。

ボルトを戻して見事修復できました。

ただしドアハンドルについて、見た目以上に手が入りにくいのでボルトひとつ締めるのもなかなか大変でした。