SparkでYahooにログインできない 原因と解決方法

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中国に8日間滞在し、7日目にSparkからYahooにログインできなくなりました。帰国すれば解決するかと思ったものの解決せず。調査した結果の解決策を記録しておきます。

原因

Yahoo側が中国からのアクセスを不正アクセスと判定したためか、Yahooメールボックスをロック。結果的にSparkからもログインできなくなっていました。つまり、Sparkが原因ではなく、Yahooメールそのものがロックされていました。

解決方法

Yahooメールボックスのロック解除

まずはYahooメールのロックを解除します。Yahooメールのログインもできなくなっていたため、ログイン方法の再設定を行いました。Yahooメールボックスの指示に従って解除していきますが、Chromeでは何回やっても拒否される結果になりました。「指定された文字列」を入力して本人確認を行う仕組みですが、入力してもエラーが出ていました。

結果的には、ブラウザをChromeからSafariに変更して挑戦したところ、ログインができました。

その後、安全確保のためにパスワードを変更しました。これで、Webブラウザ及びYahooメールアプリからのYahooメール閲覧はできるようになりました。

Yahooメールの設定確認

Yahooメールを他社メールアプリから閲覧するには、設定を行う必要があります。もともとSparkで使用していた場合には設定済のはずですが、念の為確認しておくことをお勧めします。

Yahooメール右上の「設定(歯車)」から、「IMAP/POP/SMTPアクセス」を開きます。

「Yahoo!JAPAN公式サービス以外からのアクセスも有効にする」を選択し、IMAP/POP/SMTPをそれぞれ有効に設定して保存します。この設定が有効になっていないと、Yahooメール以外のサービスからメールを閲覧できません。

Screenshot

Sparkからの再ログイン

続いてSparkで再度ログインを試みますが、何度やっても失敗。どうやら、Yahooメール側でメールボックスがロックされると、外部メールソフトからのアクセスを拒否するようにプログラムされているようで、かつ、上記のIMAP/POP/SMTP設定が有効になっていても拒否され続けるようです。

解決策は、Yahooメールで設定を完了した後に、一度ログアウト。再度Yahooメールにログインします。

その後にSparkにログインすることで無事にSparkからYahooメールを閲覧できました。

Sparkの設定

なお、SparkからYahooアカウントを設定する場合は、手動設定しないとアクセスできない場合があるようです。筆者はアカウント選択でYahooを選択せず、手動設定しています。

アカウント追加で「Yahoo! JAPAN」を選択してうまくいかない場合は、「アカウントを手動で設定」を選択します。

続いて、「その他の設定」を表示します。名前/メールアドレス/パスワードだけでは接続できないことが多いようです。

以下を参考に設定を行います。

以下は実際に使用している設定です。注意点は「保護」の項目で、Yahooの設定指示ではSSL/TLSどちらでも良いとされていますが、IMAPでは「SSL」、SMTPでは「STARTTLS」にしないと接続できませんでした。

メールアドレスYahooメールアドレス
受信メールサーバー(IMAP)
ユーザー名Yahoo!JAPAN ID
パスワードYahoo!JAPANパスワード
サーバーimap.mail.yahoo.co.jp
ポート番号993
保護SSL
送信メールサーバー(SMTP)
ユーザー名Yahoo!JAPAN ID
パスワードYahoo!JAPANパスワード
サーバーsmtp.mail.yahoo.co.jp
ポート番号587
保護STARTTLS


以上で正常に使用できています。1年に1回くらいは同様の問題が起こるのですが、概ねYahooメールボックス側のセキュリティの問題に起因しているように思います。